Computer Science や Computational Thinking に関する素養はこれからの子どもが身に付けるべき能力である. これらの能力を楽しく学べる仕組みや教材の開発が期待される. そのような取り組みの一つにビーバーチャレンジの問題及びそれと類似した問題をカードにした教材を使用して学ぶ方法がある. そして, GIGAスクール構想の急加速に伴いこの教材をアプリケーションにする試みがあった. また, よりComputer ScienceとComputational Thinkingを身に着けやすくするために対話型問題という使用者の操作に対して即座に反応を返すような問題が必要なのではないかと考えた. そこで本演習では, 試作された「ビーバーチャレンジカードを題材にしたアプリケーション」の問題の一部を対話型問題に変更することを試みた.