卒業演習タイトル
BAモデルおよび修正BAモデルで生成されるネットワークの Uncorrelated 性について
概要
有限ネットワーク上において,次数が大きな頂点ほど,大きなの影響力を有すると思われる. Uncorrelatedネットワークにおいてある仮定の元,次数の逆数に比例した確率分布に従い情報を伝達する頂点を選択する方法が, 情報がネットワーク全体に行き渡るまでの平均時間が最小になることが証明されている. 2011年2012年度の谷研究室卒業演習において 証明された結果が修正BAモデルで生成したネットワーク上でも成り立つかを検証する 計算機実験を行ったところ,相反する結果が得られた. その原因が修正BAモデルで生成されたネットワークのUncorrelated性にある可能性があると感じ, そこで本年度は修正BAモデルで生成されたネットワークのUncorrelated性について調査した.
卒論用資料
卒業演習発表スライド
pdfレジュメ
pdf今後の課題
木のネットワークの場合は,同じ次数列を持つ木を全列挙しての検証
木以外のネットワークの場合には,同じ次数列をもつネットワークのうち
自己ループをもつもの,多重辺を持つもの,非連結なものを除いて
ランダムに生成する方法の模索